感性デザイン学部感性デザイン学科

 感性デザイン=これまでにない、これからの「新しい」デザインであること。自分だからこそできる「新しさ」を創造しよう。視覚伝達(ビジュアルデザイン)、表現、空間と立体の3つの専門領域を横断し、複合的なデザインスキルを身に つけた新しい時代のクリエイターを育成します。

コースの特長

1 クリエイティブな活動を実践する実習?演習科目
 デザインの考え方を学びながら、絵画やイラストレーションの制作、立体作品、写真や映像など、多様な手法を基礎から応用まで学べるカリキュラムになっています。アイデアを実現するためには、どのような制作手法を選び取れば良いのか、多彩な課題をこなす実習?演習科目で、クリエイターとしての基盤をしっかり身につけることができます。

2 地域と連携して実践する学び
 本学科では、地域での学びをデザインの基盤としています。地域の風土や文化を学び理解するだけでなく、企業や自治体とのコラボレーション、地域の人とともに行う研究活動など、学生が地域と協働する機会が豊富に用意されています。プロダクトから地域全体まで様々な対象について、魅力を発信し、付加価値を創出したり、課題を解決するデザイン活動を実践的に体験することができます。

3 活動の場を作り、成果を高めるデザインカの育成
 デザインの価値は、ひとりで生み出せるものではなく、多くの人との関わりの中に見出されていくものです。優れたクリエイターは、何かを創るための活動と人々がそれに加わることのできる場を生み出します。感性デザイン学科では、幅広いデザイン活動を実践するだけで なく、周囲の人々を巻き込み、チームを構成して、活躍を推進する力を育てます。

想定される将来の活躍フィールド

グラフィックデザイナー Webデザイナー イラストレーター 企画?開発?プロモーション職
広告?宣伝分野 出版?印刷分野/DTPデザイナー イベント企画分野 住宅販売?建築?リフォーム分野 福祉住環境コーディネーター 不動産分野 インテリア?エクステリア分野 インテリアコーディネーター CAD技術職 福祉?医療分野 地方自治体?公共団体 文化?観光関連分野 地場産業(伝統産業)関連分野 食品?物流関連分野 金融機関 地域コーディネーター 都市開発関連分野 コミュニティサポートNPO 公務員?教育関連分野 工芸科教諭(高校) 美術科教諭(中学?高校)

資格取得

◎ 国家資格  ?公的資格  ○ 民間資格

所定の単位を取得し卒業と同時に得られる資格
?中学校教諭一種免許状(美術)
?高等学校教諭一種免許状(美術)
?高等学校教諭一種免許状(工芸)

○商業施設士補 ※本学で開催される講習会への参加が必要
在学中の取得を支援する主な資格
○CAD利用技術者
○Illustratorクリエイター能力認定試験
○Photoshopクリエイター能力認定試験
○Webデザイン検定
○色彩検定
○カラーコーディネーター
○インテリアコーディネーター
○福祉住環境コーディネーター
○リビングスタイリスト
○中国語検定
○TOEIC
○技術英検
○電子化ファイリング検定
○スキー?スノーボード バッジテスト

■感性デザイン学部 ディプロマ?ポリシー

感性デザイン学部では、所定の教育課程を修め、以下の資質?能力を身につけたと認められる学生に対し、「学士(感性デザイン)」の学位を授与します。

1.豊かな人間性と総合的な判断力を基盤とするデザイン学の素養
2.社会の変化に対応できる柔軟な思考力
3.デザイン学の諸原理の理解とこれらの応用展開力
4.社会的問題を自ら発見し、解決に貢献する力
5.地域社会への関心を有するとともに、多文化?異文化を理解し、幸福な社会づくりに貢献する力

◆感性デザイン学科 ディプロマ?ポリシー

感性デザイン学科では、所定の教育課程を修め、以下の資質?能力を身につけたと認められる学生に対し「学士(感性デザイン)」の学位を授与します。

(A)社会人としての良識と倫理観、地域社会に対する理解ならびにグローバルな視野
(B)専門分野の基盤となる基礎知識とこれらを活用して社会の発展に貢献できる力
(C)コミュニケーション能力と国際人としての姿勢
(D)デザイン活動の基礎となる専門知識と能力
(E)他者とともにデザイン活動を展開して、社会の課題解決を遂行することができる能力

■感性デザイン学部 カリキュラム?ポリシー

感性デザイン学部では、ディプロマ?ポリシーに掲げる資質?能力を備えた人材を育成するために、次のような教育課程編成?実施の方針を定めています。

1.教育課程の骨格 カリキュラムを、「キャリア教育科目」、「総合教養科目」、「AI?データサイエンス科目」、「共創教育科目」、「専門科目」、「特別専攻科目」で編成します。

2.総合的な人間力を養成する教育を実施します 「キャリア教育科目」においては、高校から大学へのスムーズな移行や社会と接点のある教育を実施します。「総合教養科目」においては、人間科学、体育科学、国際コミュニケーション、総合学際の各分野に、多面的な視野から人間と社会を捉えて総合的な判断力を養うための科目と、コミュニケーション?スキルを獲得するための科目を設置し、豊かな人間性を涵養するとともに、柔軟な思考力や幅広い視野に立った理解力を養成します。「共創教育科目」においては、専門性を異にする学生との協働を通じ、デザインプロセスの遂行能力を育成します。また、「共創教育科目」および「専門科目」において、PBL、アクティブ?ラーニングなどの授業を展開し、豊かな人間性と総合的な判断力、主体性ならびに社会の変化に対応できる柔軟な思考力を養成します。

3.高度な情報活用能力を育成する教育を実施します 情報リテラシーとAI技術?データサイエンスの基礎を学ぶ科目を配置します。デザイン学の専門分野においては情報技術を高度に利活用するための力を養成します。

4.地域社会との繋がりを重視した共創教育を実施します 社会が抱える課題の解決のために、デザインと工学を融合した学修や地域と連携したPBL、アクティブ?ラーニング教育を展開します。これにより、持続可能な地域社会づくりへの関心を深めるとともに責任をもって物事を考えることができる能力を養成します。

5.専門分野の基礎原理を理解?修得するための教育を実施します デザイン学の専門基礎原理を学ぶ科目を学期ごとに体系的に学べるように編成します。また、専門基礎理論科目と演習?実習科目を有機的に連動させ、専門基礎原理を演習?実習の場で確認し繰り返し学習できるように授業を展開します。これにより、専門分野の基礎原理を理解?修得させる教育を実施します。

6.専門分野の基礎原理を実践的に応用展開できる力を身につけるための教育を実施します 発想力、発表力、自ら問題を解決する力などの実践的な力を養成するため、初年次から演習?実習科目を重点的に編成します。演習?実習科目は段階的に学びが深化するよう、それぞれの学年に配置します。また、コミュニケーション?スキルを養成するために、授業にはグループワークや協働活動を取り入れ、他者の考えに耳を傾け、さまざまな情報や多様な立場を受容する力、プレゼンテーションを通して自ら考え纏めたことを発表、表現する力を養う授業を展開します。さらに修得した専門知識やスキルを統合し、課題の解決と新たな価値の創造に繋げていく能力や姿勢を育成するために、「卒業研究」を必修とします。さらに、デザイン学における発展的?分野横断的な学びを強化するために「特別専攻科目」を配置します。

7.グローバルな視野で物事を考えることができる力を養成する教育を実施します 「総合教養科目」および「専門科目」における複数の科目で、グローバルな視点での授業を展開します。これにより、異文化と多様性を理解しつつ、グローバルな視野で物事を考えることができる素養を養成します。また、グローバルな視野をローカルな諸問題の解決に活かす力、多様性を踏まえてデザイン活動を進める力を養成するための授業を複数の科目で展開します。

◆感性デザイン学科 カリキュラム?ポリシー

感性デザイン学科では、ディプロマ?ポリシーに掲げる資質?能力を備えた人材を育成するために、次のような教育課程編成?実施の方針を定めています。

1.教育課程の骨格 カリキュラムを、「キャリア教育科目」、「総合教養科目」、「AI?データサイエンス科目」、「共創教育科目」、「専門科目」、「特別専攻科目」で編成します。

2.教育課程の編成
(1)キャリア教育科目:高校教育から大学教育への円滑な移行と将来のキャリアプランニング、さらに倫理観?規律性、社会的責任感を涵養するための科目を配置します。
(2)総合教養科目:幅広い視野と教養、コミュニケーション?スキルを養うため人間科学、国際コミュニケーション、体育科学、総合学際の4分野にわたる教養科目を配置します。
(3)AI?データサイエンス科目:情報リテラシーを修得するとともに、AI技術、データサイエンスの基礎を学ぶための科目を配置します。
(4)共創教育科目:北東北を中心とした地域社会と科学技術についての包括的な理解を促進し、デザインと工学の分野を超えた学びを誘導する科目を配置します。
(5)専門科目 専門科目を「感性デザイン基礎」と「感性デザイン応用」の科目区分に大別し、さらに前者には「デザイン基礎」、「情報技術」、後者には「デザイン応用」、「デザイン実践」、「総合演習」の各科目群を設置し、これらに各科目を分類して配置します。 これら5つの科目群の概略は以下の通りです。これらの科目群を通じて総合的な判断力や継続的な学習力、チームワーク力、リーダーシップ力、社会の変化に対応できる柔軟な思考力および課題解決能力を養成します。

?1)感性デザイン基礎 「デザイン基礎」は専門を学習する上での基盤となる科目群です。デザインや表現に関する基礎原理とデザインの思潮や歴史についての知識の獲得、デザイン活動や作品制作に関する基礎スキルの習得を目指します。 「情報技術」は現代のデザイナーに必要な情報技術を身につけるための科目群です。制作と自己表現に関わる情報機器やソフトウェアを活用するための知識とスキルを育成します。
2)感性デザイン応用 「デザイン応用」はデザイン各分野における実践知と制作スキルの獲得を目指す専門科目群です。デザインプロセスを構築して、その中で作品などを完成させるまでの技術を磨きます。 「デザイン実践」はデザイン能力を実際に活用する力を身につけるための科目群です。学内外でのデザイン活動を企画?実践し、複数のデザインスキルを用いて完遂する能力を高めます。 「総合演習」はより実践的なデザイン能力を醸成し、応用展開するための科目群です。地域での活動実践などを通じて、それまでに身につけたデザインに関する知識やスキルを応用するとともに、総合力を高めます。

これらに各科目を分類して配置します。 これら5つの科目群の概略は以下の通りです。これらの科目群を通じて総合的な判断力や継続的な学習力、チームワーク力、リーダーシップ力、社会の変化に対応できる柔軟な思考力および課題解決能力を養成します。
(6)特別専攻科目 少人数による分野横断型の教育を通して高度な応用?展開能力を修得することを目的とする科目群を配置します。

3.教育課程の実施
(1)必修科目?選択必修科目?選択科目を適切に配置し、デザイナーとして必ず身につけるべき共通の素養と、自らの興味?関心に基づく多様な学びをバランスよく修得できるよう配慮します。
(2)実習?演習などの科目では実践的な教育(PBL)を充実させ、講義で学んだ知識を活用し、さらに理解を深めて応用力を養うとともに、課題の発見から解決までのデザインプロセスを遂行できる力を養成します。また、これらの科目の修得の過程で自己管理力、チームワーク力、リーダーシップ力が身につくよう運営します。
(3)学生の主体的?能動的な学びを促進するため、演習?実習科目はもとより講義科目についてもアクティブ?ラーニングを積極的に導入します。
(4)ネットワーク環境とITルームなどを充実させることで、大学での授業?教育おいてICT機器の積極的な利用を促進します。また、通常の授業でも視聴覚機器を積極的に活用し、理解度の向上に努めます。

4.学修成果の評価 授業科目については、到達目標や成績評価の基準と具体的評価方法をシラバスに明示して学生に周知し、公正で厳格な成績評価を実施します。

■感性デザイン学部 アドミッションポリシー

 感性デザイン学部では、豊かな人間性と総合的な判断力を基盤とするデザインの素養をもった人材、社会の変化に対応できる柔軟な思考力をもった人材、デザインの諸原理を踏まえ、高度な応用展開能力をもった人材、そして公共的問題や地域社会への関心とグローバルな視野をもった人材の育成を目指しています。
 これらを実現するため、感性デザイン学部では、本学が進める感性デザイン学に関する教育研究活動に強い関心があり、本学部において自らを向上させようとする意欲を持ち、高等学校で履修する教科?科目について基礎的な知識?技術を有している人を、多様な選抜制度により受け入れます。

◆感性デザイン学科 アドミッションポリシー

 感性デザイン学科は、多様な人間性?文化を理解し、ローカルとグローバルの広い視点から新しい価値を生み出せるグローバル人材、建設的な人間関係を形成するコミュニケーション能力を有し、新たなものを作り上げる実現力や実行力を備えた人材、ならびに実社会において自己やコミュニティの課題を見出し、解決のために状況に応じたデザイン手法を展開できる人材の育成を目指しています。 
 感性デザイン学科は、本学科の目的ならびに学びに強い関心があり、これらの能力を身につけて地域や社会で活躍したいという目標を持って主体的かつ自律的に取り組む人を受け入れます。